鍼を打つことで身体に現れる作用とは?
こんにちは、くにさだ鍼灸整骨院です。
今回は「鍼を打つと身体にどんな変化が起こるのか?」について、わかりやすく解説していきます。
鍼灸で期待できる4つの作用
① 興奮作用
血行不良によって鈍くなってしまった知覚(痛覚や触圧覚)、運動神経、内臓の働きなどを刺激して活性化させる作用です。これにより体の機能が正常に近づきます。
② 鎮静作用
逆に、神経の働きが過剰に高まっているときは鍼によって鎮静化させ、平常な状態に戻します。痛みやしびれなど、過敏になった症状をやわらげるのに役立ちます。
③ 誘導作用
患部やその近くに鍼をすることで血液の流れをコントロールし、充血を起こして治癒を促進します。
一方で、炎症が強いときには血流を分散させて腫れや痛みをやわらげる効果も期待できます。
④ 防御作用
白血球を増強し免疫力を高め、体が本来持つ治癒力をサポートします。風邪をひきやすい方や体力が落ちている方にも効果的とされています。
灸(お灸)の優れた効果
特に灸には、鍼にはない特徴的な作用があります。
- 増血作用:赤血球数を増やし、体の回復を助ける
- 止血作用:出血を抑える働き
- 強心作用:心臓の働きをサポートし全身の巡りを改善
さらに、体質改善につながる「転調作用」、免疫細胞を増やして炎症を抑える「消炎作用」なども期待できます。
鍼灸は「からだを治すスイッチ」
こうした様々な反応や免疫・治癒作用は、副作用の心配がほとんどなく、体にやさしく作用します。
鍼灸治療は、皆さんが本来持っている「治る力」にスイッチを入れるようなものだと考えてください。
腰痛や肩こり、ケガの回復促進などでお悩みの方は、ぜひ一度、伊勢崎市のくにさだ鍼灸整骨院までご相談ください。
