鍼灸は人のためにある最高のツールです
こんにちは、伊勢崎市国定町にある「くにさだ鍼灸整骨院」です。
「はり・灸って何に効くんだろう？」と気になっている方のために、今回は鍼灸の効果や適応症状についてご紹介します。
鍼灸の基本的な効果
鍼灸の効果として代表的なものは次の通りです。
- 除痛作用（痛みを和らげる）
- 消炎・鎮痛作用
- 不定愁訴（原因不明の不調）への対応
- 自律神経のバランス調整
肩が痛くて腕が上がらない、首が回らない、ぎっくり腰で動けないなど、日常生活で起こるさまざまな症状に幅広く対応できます。
自律神経に与える影響
鍼灸は自律神経の働きを整える効果があります。
内臓や各器官の働き、血圧や体温、脈拍の調整も自律神経の役割です。
つまり鍼灸は病気になりにくい体をつくるための養生法といえるでしょう。
WHOが認める鍼灸の適応症
1996年にWHO（世界保健機構）が発表した鍼灸の適応症は以下の通りです。
運動器疾患
肩こり、腰痛、膝痛、寝違え、捻挫、リュウマチ、テニス肘、野球肩、関節痛、頚肩腕症候群、ムチウチ、腱鞘炎、外傷後遺症（捻挫・打撲・肉離れなど）
神経系症状
坐骨神経痛、三叉神経痛、頭痛、神経麻痺、痙攣、脳卒中後遺症、自律神経失調症、めまい、不眠症、神経症、ヒステリーなど
婦人科系
月経困難症、生理痛、不妊症、更年期障害、月経不順、冷え性
血管系
高血圧、低血圧、狭心症、貧血、血流量調整、動脈硬化症、動悸、息切れ
眼科系
眼精疲労、仮性近視、かすみ目、緑内障に伴う眼圧調整
その他
胃もたれ、下痢、便秘など
鍼灸の効果が現れるまで
鍼灸治療は自然哲学的な側面が強く、西洋医学のような一律のエビデンスはまだ十分ではありません。
そのため効果の出方は人によって異なり、年齢・体質・生活習慣の影響を受けます。
私の臨床経験では、施術から2～3日経って症状が緩和する方が多いと感じています。
急性症状では即効性が期待できる場合もあれば、根気強く通院が必要な場合もあります。
受診の目安と注意点
重度の急性症状や手術が必要と判断されるようなケース、既往歴のある方は、まず病院で精密検査やドクターの診察を受けることをおすすめします。
そのうえで、鍼灸を組み合わせることで症状の改善や体質強化をサポートすることが可能です。
まとめ
鍼灸は痛みや不調を和らげるだけでなく、自律神経のバランスを整え、病気になりにくい体づくりを助ける「最高のツール」です。
伊勢崎市国定町で鍼灸治療に関心がある方は、ぜひ「くにさだ鍼灸整骨院」へご相談ください。
