顔面神経麻痺の症状と鍼灸の適応について
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こんにちは、くにさだ鍼灸整骨院代表の飯島です。
今回は顔面神経麻痺の原因、鍼灸治療の適応の適不適などについて考えていきたいと思います。
最初に、ざっくりと顔面神経麻痺の種類を説明します。
顔面神経麻痺には、末梢性によるものと中枢性によるものがあります。
末梢性の顔面神経麻痺とは、脳から下に伸びている顔面神経、運動神経や知覚神経をウィルス感染(単純ヘルペスが多い)などで圧迫されて起こるほとんどが左右どちらかの一側性の顔面の麻痺です。
おでこのしわができない、まぶたが閉じることができない、口角を上げることができなくなりよだれがたれる、水を飲んだ時に飲み込みきれなくてたれる、口をすぼめることができないので口笛が吹けない。
他に難聴やめまいなどを症状として訴えられる方もいます。
などなど、生活やコミュニケーションに支障をきたす困った障害ですね
他にも味覚障害や涙腺分泌障害による目の渇き、口の渇きなどが症状としてみられる場合もあります。
それに対して中枢性の神経麻痺とは、脳自体に障害を受けている顔面神経麻痺をいいます。
これら二つの顔面神経麻痺の見分け方を説明していきましょう↓
目線を上に向けた状態でおでこにしわができたら中枢性、できなかったら末梢性の顔面神経障害です。
鍼灸の適応は、しわができなかった場合の末梢性の神経麻痺に限ります。
脳から下へ出ていて皮下刺激によってアプローチできる末梢性は変性深度にもよりますが術後経過は比較的良好でしょう。
脳に障害のある中枢性の傷害は、鍼灸では脳への刺鍼は不可能なので、基本的に適応ではありません。
変性のレベルは1から5にわけられ変性度1から2程度の場合は末梢神経や顔面神経への刺鍼、電気刺激に良好に反応して早期の回復が期待できます、変性の度合いが中くらいの場合は回復が施術を繰り返してゆっくりと反応していき、後遺症の可能性が少なくなっていきます。
鍼灸治療の顔面神経麻痺適応、効果の期待できる状態は変性度数1から2程度の比較的軽微な状態に限られてきます。
中枢神経の顔面神経麻痺に比べて、末梢神経の顔面神経障害は治療を始めた初期の段階では変性の度合いがどの程度なのか判別が難しいので回復の程度を確認していき判別していく必要があります。
麻痺がはじまった時期や状況などが大きな手掛かりとなる事がありますのでできるだけ正しく、正確にお伝え頂けると変性の状況、鍼灸治療後の予後、適不適などをより正確にお伝えできる筈です。
末梢性の顔面神経麻痺の症状を二つご紹介します。
ベル麻痺
原因は明確ではありませんが、神経自体に対する血行不良の為、顔面神経管に浮腫がおこり神経が圧迫を受けて顔面神経麻痺を起こすものと考えられています。
症状としては、上にも書きましたがおでこのしわ寄せができなくなり閉眼困難、閉口困難、鼻の下と上唇の間のしわ(鼻唇溝)が薄くなる、または消失、ほうれい線もまた同じく麻痺側が薄くなります。
ラムゼイハント症候群
ベル麻痺が顔面麻痺の8~9割の出現率とするとラムゼイハント症候群は1割~2割程度
自然治癒が3割程度、発症初期から治療を続けても緩解率は5割程度であり後遺症も残りやすいのが特徴です。
水痘、帯状疱疹ヘルペスが顔面神経に感染して発症します、不全麻痺を起こすことも特徴として挙げられます。
基本的に鍼灸の適応は症状の浅いベル麻痺に限ります。
治療内容としては患側(麻痺側)の顔面神経走行に鍼を打ち通電し神経に刺激を与えていきます。
取穴部位は頬筋に四白 下顎部の下関 陽白 などをピンポイントで狙っていきます。
これは麻痺による表情筋の萎縮を予防して血行を良好に保つ目的、神経機能の回復を目指す目的で治療を行っていきます。
伊勢崎市で顔面神経麻痺でお困りの方は一度くにさだ鍼灸整骨院までご相談ください。
日曜も診療しております、お電話お待ちしております。