頭痛が他で良くならない理由
このようなお悩みありませんか?
- 朝起きたら頭が痛い
- もう何年も慢性的な頭痛に悩んでいる
- いつも同じ場所が締め付けられるように痛い
- マッサージをしても元に戻ってしまう
- 肩こりがひどく、こめかみや目の奥が痛い
- 痛みがひどい時は頭痛薬が効かない
- 痛みがひどい時は吐き気や気持ち悪さを感じる
もし頭痛薬やマッサージであなたの症状が改善しない、もしくは少し良くなってもすぐに元に戻ってしまう場合は、その治療方法は今のお身体の状態には合っていないのかもしれません。
頭痛薬やマッサージでは、根本的な原因が改善されていないので痛みを誤魔化している状態になっているのです。
頭痛の症状について
慢性的に起こる頭痛は「緊張型頭痛」、「片頭痛」、「群発頭痛」の3種類に分けることができます。
緊張型頭痛とは、身体的・精神的なストレスにより頭の筋肉に持続的な筋収縮が起きている状態です。長引く筋収縮は発痛物質を発生させ頭痛を引き起こします。不安や抑うつ、精神的なストレスを強く感じている場合は、疼痛閾値が低下して痛覚過敏となり頭痛が誘発されます。頭痛に悩んでいる方の半分以上はこの緊張型頭痛と言われており、ギューと締め付けられるような痛みが特徴です。
片頭痛は、緊張型頭痛と違いドクンドクンと脈打つような痛みが特徴です。吐き気や嘔吐を伴うことが多く、気圧や気温の変化を受けやすいです。20歳~40歳代の女性に発症することが多く、生理中に症状が悪化する場合があります。
群発頭痛は、目の奥に激しい痛みを感じる特徴があります。痛みを頻繁に感じる時期と、ほとんど痛みを感じない時期を交互に繰り返すことが多く、20歳~40歳代の男性に発症することが多いです。
頭痛の原因とは
緊張型頭痛の原因は、頭部の筋肉が固くなりすぎてしまうことです。荷物の上げ下ろしや細かい手作業、デスクワークによる肩こりや眼精疲労による身体的ストレスが原因として多いです。また、仕事や人間関係の影響による精神的なストレスが原因で自律神経が乱れた結果筋肉や血液循環の調子が悪くなり発症する場合もあります。
片頭痛はハッキリとした原因は明らかになっていませんが、一般的には頭部、顔面に広がる三叉神経の影響が大きいのではないかと考えられています。脳の視床下部という部分がストレスや気温、気圧の変化の影響を受けた際に三叉神経を通じて片頭痛を誘発します。
群発頭痛もハッキリとした原因は明らかになっていませんが、自律神経症状が併発することも多いため、自律神経との関係が深いと考えられています。
当院ではこのように改善します
当院では、鍼灸施術により頭部の筋肉や神経の働きを整えて頭痛の症状軽減を目指します。特に緊張型頭痛においては頭部から首、肩周辺の筋肉(僧帽筋・頭板状筋・胸鎖乳突筋など)がガチガチに硬くなってしまい血行不良の状態になっています。この硬くなってしまった筋肉に鍼や灸をすることで、血行不良が緩和して筋肉が柔軟性のある状態に戻ってきます。
片頭痛や群発頭痛の場合も首や肩周辺が硬くなってしまうことが多いため、まずは鍼灸施術でこの筋肉を緩めます。その後は身体の状態に合わせて手や足などに鍼灸施術をする場合があります。これは自律神経の働きを整えたり、身体の末端の血行不良を改善する効果があります。
この他に東洋医学的な施術として、頭痛を外感性頭痛・内傷性頭痛・肝陽上亢の頭痛に分類して施術する場合があります。
外感性頭痛は、例えば身体が冷えてしまい気血の流れが悪くなるなど外部環境が影響する頭痛です。この場合は手のツボで列缺・外関、足のツボで豊隆・陰陵泉などに鍼や灸をします。
内傷性頭痛は、肝・脾・腎の三臓と関わりが深いため、この働きを活性化させることを目的とした鍼灸施術を行います。足のツボで足三里・三陰交などに鍼や灸をします。
肝陽上亢の頭痛は、強いストレスを感じていることが多いので、そのストレスを軽減することを目的とした鍼灸施術を行います。腰のツボで腎兪・肝兪などに鍼や灸をします。