自律神経失調症が他で良くならない理由

自律神経失調症が他で良くならない理由

このようなお悩みありませんか?

  • ここ数日無気力が続いて仕事が手につかない
  • しっかり寝たはずなのに日中眠い
  • 情緒不安定だ(感情の浮き沈みがある)
  • なかなか寝れない、寝付きが悪い、睡眠時間が短い
  • 疲れているのに眠れない、眠りが浅い
  • 慢性的に身体がだるい(倦怠感、足が重だるいなど)
  • 身体が火照る感じがしている、体がぼーっとして気だるい
  • 一年中冷える、手足が冷えて上半身がほてる
  • じっとしていても汗が出てくる
  • 息苦しい
  • 少し動いただけで動悸がする
  • 体中がこっている
  • めまい、耳鳴り、耳の閉塞感
  • 蕁麻疹などの皮膚症状がある
  • 消化不良、胃の不快感があり気持ち悪い
  • 食欲不振
  • 倦怠感疲労感脱力感めまい頭痛下痢便秘頻尿など
  • 検査で問題がないのに胃がはる、食欲不振、吐き気がある
  • 検査で問題がないのに下痢や便秘をしやすい、ガスが出やすい

薬を飲み続けて、自律神経失調症は改善できるのか?

あなたも、抗不安剤、精神安定剤などの薬を飲んでいるかもしれませんね。
「最初は軽い薬だったけれど、次々に薬を処方される。薬を飲み続けて、大丈夫かな。」
と不安に思っていませんか? 依存性や体への影響が心配ですよね。
そして、一番気になるのは、「薬を飲んで、自律神経失調症が改善するかどうか」ということですよね。
たしかに、抗不安剤・精神安定剤を飲むと、精神的に落ち着きを得られます。動悸、息苦しさなどの症状が少しは楽になります。
しかし、抗不安剤・精神安定剤の効果が切れると、元のように症状が戻ってしまうのではありませんか? 症状を改善するのではなく、一時的に症状を抑え込んでいるだけだからです。
だから、症状を抑え込むために、ずっと抗不安剤・精神安定剤を飲み続けることになります。それはあなたの望むことではありませんよね。
そして、抗不安剤・精神安定剤の怖いところは、依存性があるということです。飲み続けると、止めるのが大変です。
自分では薬を飲むのを止めなくてはと思っていても、薬がないと不安になることもあります。急に薬を止めると、体調が急激に悪化することもあります。
あなたの周囲にタバコを止めたいけれど、止められない人が大勢いるでしょう。抗不安剤の役割をはたしてるのかもしれませんね。

精神安定剤も同じです。止めたいけれど、止めなれらなくなる可能性があります。
根本的に自律神経失調症を改善したいのなら、薬に頼るのは賢明な選択ではありません。

自律神経失調症の症状について 

自律神経失調症とは

戦闘モードに入るときに働く交感神経とリラックスしているときに働く副交感神経の両方のバランスが乱れることにより色々な症状が起こることをいう。

自律神経失調症の原因とは

自律神経のバランスが崩れている状態のため、暗闇でのスマホ・精神的ストレスなどでも起こる場合がある。

自律神経失調症の原因として、様々な要因が考えられています。

  • 仕事や家庭などのストレス
  • 不規則な日常生活
  • 睡眠不足
  • ホルモンバランスの異常
  • 姿勢不良
  • 生まれながらの体質
  • ショック衝撃的な感情のショック(離婚、失恋など)
  • 環境の変化(引っ越し、転勤など)
  • 神経疲労

これら以外の原因も考えられる事もありますが、大体がこれらの原因が当てはまるかと思います。
原因が見つかれば、それを回復させれば良いと思いますが、それがなかなかできないからこそ、自律神経失調症に陥るのです。
また、自律神経は内臓機能や骨格などとも密接に関係しています。
それに加えて、脳の機能とも関係性があります。

したがって、脳の機能(頭蓋骨、脳脊髄液など)内臓機能、骨格(脊柱)のバランスを調整していく事により、全ての機能を活性化させなければ、完全にはなかなか改善しにくいでしょう。
ただ、これらの施術を行っていても、全く兆しのみえない方々もいらっしゃいます。
その理由として、「会話」つまりコミュニケーションの閉鎖、不足が挙げられます。

コミュニケーションの閉鎖や不足により、自分の感情や考え、気持ちを表現する事がなくなり、回復の兆しを閉ざされてしまう場合があります。
この場合、ゆっくりと時間をかけながら、徐々に「会話」を行い、コミュニケーションをとり、少しずつ感情の開放を行います。

当院ではこのように改善します

鍼灸の東洋療術的所見で自律神経の調節を行います。

季節、気温の変わり目に多いと言われている肩こり、不眠症状の原因として、たまに耳にする自律神経の働きやアプローチ方法を考えていきます。

ここでは疾患が原因でおこるだるさや不調ではなく、天気の変化や過労、不規則な生活スタイルによっておこる生理的な状態を追っていきます。

何故季節の変わり目に肩こりや急激な腰痛(ぎっくり腰)中途覚醒など不眠症状が多いのでしょうか。

季節の変わり目、特に夏から秋口への変わり目は、夏の暑さによってスタミナを奪われてもなんとかやりすごしつつ、乗り切った身体の緊張感が多少涼しくなってくることによって、疲労がドッと溢れて突然の体調不良の風邪、熱を発症される方が多いように思われます。

他に季節の変化、気圧の変化で体にかかるストレスが精神面に影響し、疲労物質の除去がままならないまま、日々の仕事などをこなし悪循環に陥っているパターンも多く見受けられます。

夏の疲れが、季節の変わり目、暑い季節からだんだんと涼しくなってきて、寒い季節への変化の節目で、風邪や発熱などの発症によりため込んでいた疲労が表面にどっと出てくる事がありますよね。

こういった現象が年間を通じて身に覚えのある方が、少なからずいらっしゃるかと思われます。

それらはお身体の治癒能力が活性化されるための一時的なトーンダウン減少と捉えて頂いてよいと思われます。

風邪、発熱等の現象は疲労や自律神経の乱れ(ここでは日中、お仕事中、お車の運転中などに優位となる交感神経優位の状態から、睡眠中のリラックス、食後の消化吸収等々の時に優位となる副交感神経)をしっかりと整えなおしてくれる為のお身体の大掃除だという解釈でお受け取り下さい。

自律神経の修正、リセットが起こりにくい、外界の変化への感応が鈍い方は鍼灸での皮膚筋肉への定期的なアプローチをお勧めします。

著者プロフィール 飯島 隆行(いいじま たかゆき)

群馬県伊勢崎市『くにさだ鍼灸整骨院』院長

医師に見放され、長い後遺症の経験から、「命の尊さ」と「信じる力」を大切にする鍼灸師。
経絡治療を得意とし、東洋医学の養生法でアドバイスする。

東京自由が丘 脈診臨床研修会所属 認定治療院

飯島 隆行