ガングリオンが他で良くならない理由
このようなお悩みありませんか?
- 手や足にしこりができて気になる
- しこりが大きくなってきた
- しこりが大きくなって手や足がしびれてきた
- しこりができてから手や足に痛みが出てきた
- 手や足が動かしにくくなってきた

ガングリオンの一般的な治療法は病院では「注射」か「手術」、接骨院では「電気」や「マッサージ」です。これだけで良くなればいいのですが痛みやしびれが残ってしまったり、再発してしまう場合があります。これは患部の周辺に血行不良などの問題があり、その問題が解決していないことが原因である可能性が高いです。あなたの症状がなかなか改善しない理由は、このように患部周辺の問題が放置されているかもしれません。
ガングリオンの症状について
ガングリオンとは、ヒアルロン酸などを含んだゼリー状の物質が詰まった腫瘤のことで米粒のように小さなものからピンポン玉くらいの大きさまで様々です。手に発症することが多く、特に親指・中指・手首周辺・手の甲に出来やすいです。
ガングリオン自体は良性の腫瘤なのですが、大きくなってしまうと神経を圧迫してしまい痛みやしびれ、筋力低下の原因になってしまいます。発症の部位によっては手根管症候群や尺骨神経管症候群の原因になります。
ガングリオンの原因とは
ガングリオンができるハッキリとした原因はまだ明らかになっていませんが10~30歳代の若い女性に多く見られ、関節包や腱鞘から発症することが多いです。手関節にある関節包や指関節周辺にある腱鞘が袋状になり、その中に潤滑液が溜ってしまった結果少しずつ腫瘤が出来ていきます。
手を使いすぎて発症しやすくなるわけではありませんが、ガングリオン発症後に手を使いすぎると腫瘤が大きくなってしまう可能性があります。
当院ではこのように改善します
当院ではガングリオンの施術として、鍼灸を行います。鍼灸施術には筋肉の過緊張を緩め血行不良を改善する効果があります。ガングリオン周辺には固く緊張してしまい血行不良状態になった筋肉(親指の場合、母指対立筋・母指内転筋など、中指の場合は、尺側手根屈筋・総指伸筋など)があることが多いため、この筋肉を狙って施術します。マッサージや電気治療では深部の筋肉の施術ができない場合も多いですが、鍼灸だと原因が深部の筋肉でも対応が可能です。
さらに、鍼灸施術は身体の代謝や循環の機能を向上する効果があります。身体には本来余計な水分を体外へ排出したり、必要ない物質を身体の中に吸収する機能があります。ガングリオンを発症する方はこの機能が低下している場合も多いため、改善するための施術を行います。これには患部へのお灸が有効なため、お客様の身体の状態に合わせて必要なツボ(二間・三間・魚際など)に灸施術を行います。
東洋療術的に身体を観察すると、冷えや血行不良の方が多いのでこの状態を改善するための施術も同時に行うことがあります。血虚型や瘀血型などに分類されるので、お客様の症状を分析して適切なツボに施術をしていきます。
血虚型では血の不足から血行不良になり目まいや疲労を感じやすくなったり、女性の場合は月経異常を伴うことがあります。このような状態では足にある血海・足三里・三陰交に鍼や灸をすることで血行不良が改善してきます。
瘀血型では血流が停滞することで末梢の循環障害が起きている状態です。冷え性の半分以上はこの瘀血の影響が強いと考えられています。運動不足やストレスが原因とされていて、このような状態では足にある太衝・中封・三陰交に鍼や灸をすることで血液の循環が改善していきます。