【片耳だけキーンと鳴る…】耳鳴りが止まらない方へ|東洋医学で整える鍼灸の力!現場を知る鍼灸師(国家資格)が徹底解説

「音が聞こえづらくなる…」
「夜寝ていると耳なりがする…」
「静かな場所で特に症状が目立つ…」
「片方だけ四六時中キーンと音がする…」
「肩こりが酷くなると耳なりも強く出る…」
「ストレスを強く感じると耳なりも強く出る…」
「天気によって耳鳴りが強く出たり和らいだりする…」
「朝は大丈夫だけど夕方から仕事終わりにかけて強く出る…」
そんなお悩みで来院される方が、当院には多くいらっしゃいます。
病院で「異常なし」と言われたのに、症状は続く。薬を飲んでもあまり変わらない。
気づけば、「これ、ずっと続くのかな…」と不安が大きくなっていく。
そんな方にこそ、東洋医学の視点からのアプローチを知っていただきたいのです。
耳鳴りが気になったら、早めに専門家にご相談ください。
目次
1. 耳鳴りの症状、こんなことでお困りではありませんか?

当院にご相談いただく耳鳴りの患者様からは、こんな声が多く寄せられています。
- 片方の耳だけが四六時中「キーン」と鳴っている
- 天気が悪い日や気圧が下がると、症状がひどくなる
- 肩こり・首こりが強くなると、耳鳴りもひどくなる
- 夕方や仕事終わりに耳鳴りが悪化する
- 夜、寝ようとすると「ジー」「ピー」と音がして眠れない
- 静かな場所だと音が気になってしまう
- ストレスを感じると耳鳴りがひどくなる
- 耳鳴りだけでなく、音が聞こえにくくなってきている
このような耳鳴りは、日常生活に支障をきたすほど深刻なものです。
しかし、レントゲンや聴力検査で「異常なし」と言われ、途方に暮れる方も多くいらっしゃいます。
2. 鍼灸(東洋医学)から見た耳鳴りの正体

東洋医学では、耳鳴りは「気血のめぐりの悪さ」「腎・肝・脾の不調」「ストレスによる気滞り」などが原因で起こると考えられています。
とくに以下のようなタイプの耳鳴りは、鍼灸での改善が期待できます。
耳鳴りのタイプ
- ストレスで悪化
- 肩こり・首こりで悪化
- 寝る前や静かな時に響く
- 天候や気圧の変化に左右される
東洋医学での原因例
- 気の滞り(肝気鬱結)
- 経絡の流れの障害
- 気血の不足・気虚
- 水分代謝・自律神経の乱れ
当院では、丁寧な四診(望診・聞診・問診・切診)で体質を把握し、一人ひとりに合わせた鍼灸施術を行います。
3. 東洋医学に基づく鍼灸整骨院の耳鳴りアプローチ

(1) 東洋医学に基づくカウンセリングと体質チェック
耳鳴りは、単なる耳の問題にとどまらず、体全体のバランスの乱れから起こると東洋医学では考えます。
当院では、四診(望診・聞診・問診・切診)と呼ばれる東洋医学の伝統的な診断法を用いて、あなたの体質や生活のリズム、ストレスの状態まで丁寧に見ていきます。
- 顔色や舌の状態(望診)
- 声の張りや呼吸音(聞診)
- 生活習慣や食事・睡眠の傾向(問診)
- 脈やお腹の張り・冷え(切診)
初回は時間をかけて、耳鳴りの背景にある根本原因を丁寧に把握していきます。
(2) 経絡に働きかける鍼灸施術
耳の周囲だけでなく、全身に張り巡らされた「経絡(けいらく)」の滞りを解消していくことが、根本改善への近道です。
- 肩こり・首こりによる「気の滞り」
- 内臓の疲れや冷えによる「気血の不足」
- 自律神経の乱れによる「経絡の不調」
これらを整えるために、鍼やお灸を使って優しく刺激を加え、気血の流れを整えます。痛みの少ない繊細な施術で、初めての方でも安心です。
(3) 自律神経と体内リズムを整えるケア
「ストレスが強くなると耳鳴りもひどくなる」「夜になると音が気になる」。このような声は、自律神経のバランスの乱れが原因と考えられます。
くにさだ鍼灸整骨院では、耳鳴りの改善だけでなく、心身の緊張を緩めて睡眠の質を高める施術にも力を入れています。
特に副交感神経の働きを高めるポイントにアプローチし、「心からリラックスできる体」へと導きます。
(4) 自宅でできるセルフケアも丁寧にアドバイス
施術後は、あなたの体質や生活に合ったセルフケア(ツボ押し・温め方・食事のヒント)をお伝えします。
たとえば、
- 首の緊張をゆるめるツボ「風池(ふうち)」の押し方
- 気血の巡りを促す温灸ケア
- ストレスを和らげる呼吸法や睡眠環境の整え方
など、患者様にとって「無理なく続けられること」を一緒に探していきます。
4. 施術のペース・通院の目安

耳鳴りは、一度の施術で劇的に良くなるケースもあれば、じっくり改善を目指す必要があるケースもあります。
症状の程度や体質によって異なりますが、当院では以下のようなペースを目安にご提案しています。
初期(1~2週間):集中的に気血の流れを整え、体質の変化を促進します。(週2回程通院)
改善期(3~6週目):症状の安定と、再発防止に向けた調整を行います。(週1回通院)
安定期(7週目以降):自律神経と体内リズムを整えながら、健康の維持へ。(2~3週に1回通院)
5. よくあるご質問(FAQ)

Q1. 痛くないですか? 鍼は初めてで不安です
ご安心ください。当院では髪の毛ほどの細い鍼を使います。ほとんど痛みはなく、「刺されたことに気づかなかった」と言われる方も多いです。
Q2. どれくらいで効果が出ますか?
個人差がありますが、早い方で1~3回の施術で変化を感じることがあります。慢性的な耳鳴りの場合は、数週間~数か月かけて徐々に改善していきます。
Q3. 病院と併用しても大丈夫ですか?
はい、もちろん可能です。病院での治療を続けながら、鍼灸を併用することで相乗効果が期待できるケースもあります。
Q4. 耳鳴り以外の不調も一緒にみてもらえますか?
はい。肩こり・不眠・頭痛・冷え・胃腸の不調なども、東洋医学的に全身を診ながら施術しています。お気軽にお伝えください。
耳鳴りは、放置すると悪化する可能性があります。一人ひとり、耳鳴りの原因が違うので、症状や改善法も異なります。専門家に相談し、ご自身に合った改善をめざしてください。