【もう薬に頼らない頭痛ケア】頭痛をどうにかしたい方へ|東洋医学で整える鍼灸の力!現場を知る鍼灸師(国家資格)が徹底解説

【もう薬に頼らない頭痛ケア】頭痛をどうにかしたい方へ|東洋医学で整える鍼灸の力!現場を知る鍼灸師(国家資格)が徹底解説

どうにかしたい頭痛の症状です。


「朝起きたら痛い…」
「首が痛くなると頭痛も起こる…」
「気温の変化が激しいといつも痛くなる…」
「こめかみがしめつけられる感覚がある…」
「眼の使い過ぎ(眼精疲労)で併発する…」
「パソコンやスマホの長時間使用で痛くなる…」
「慢性的に痛みが起こって痛み止めを常用している…」
「マッサージでしのいでいるが良い状態が長く続かない…」
「頭痛薬も効かなくなってきている吐き気や気持ち悪さを伴う…」

そんな頭痛の経験、ありませんか?


慢性的な頭痛は、ただの疲れではなく、体のSOSサインかもしれません。伊勢崎市・くにさだ鍼灸整骨院では、鍼灸と東洋医学の視点から、薬に頼らず根本改善を目指します。

頭痛でお困りであれば、早めに専門家にご相談ください。

1.   女性に多い、こんな「日常型頭痛」に心当たりありませんか?


当院に来られる患者様の多くが、以下のような症状を訴えられます。

  • 気温や気圧の変化があると必ず痛くなる
  • スマホやパソコン作業が続くと、こめかみが締めつけられるように痛む
  • 眼精疲労がたまると、頭までズーンと重くなる
  • 首こり・肩こりと同時に頭痛が起こる
  • 朝起きたときから頭が痛い
  • 市販の鎮痛剤を毎日のように服用している
  • マッサージでその場は楽になるが、すぐ元に戻る
  • 頭痛だけでなく、吐き気や気持ち悪さも出てくる

こうした頭痛は、一時的に対処するだけでは根本的な改善にはつながりません。

2.   頭痛の正体は「巡りの滞り」?東洋医学の視点とは

東洋医学では、頭痛の多くは「気血(きけつ)の巡り」が滞ることによって起こると考えます。

原因として多いもの

  • 気圧の変化・天候
  • パソコン・スマホ作業
  • ストレス
  • 冷え・自律神経の乱れ

東洋医学の見立て

  • 気の乱れ・外邪(風・寒・湿)の侵入
  • 肝の疲れ、目の使い過ぎによる気血の不足
  • 肝気鬱結(かんきうっけつ)気が巡らず痛みへ
  • 陽気不足による頭部の血流低下


特にストレスや目の酷使が多い現代女性にとって、頭痛は“心身の乱れ”のサインです。

3.   東洋医学と鍼灸の「頭痛ケア」の特徴

(1)  原因を丁寧に見極める「四診」カウンセリング

患者様の体質・生活習慣・気候変化の感じ方などを、東洋医学の診断法(四診)で把握します。
「気の滞り」や「冷え」「目の使いすぎによる肝の疲れ」など、隠れた原因を探ります。

(2)  経絡とツボに働きかける鍼灸治療

頭だけでなく、首・肩・背中・手足など、全身の経絡を使って根本のバランスを整える治療を行います。特に以下のようなツボを体質に応じて使用します。

  • 風池(ふうち):首の付け根、頭の重さやめまいにも効果的
  • 太衝(たいしょう):肝の巡りを整える、ストレスタイプに効果的
  • 百会(ひゃくえ):頭部全体の調整、頭重感・自律神経にも効果的

(3)  再発防止のセルフケア指導

施術後は、日常でできるツボ押し・入浴法・目の休め方・気圧対策などをお伝えします。
「治療だけでなく、再発しにくい体づくり」をサポートします。

4.    薬に頼る生活から卒業したい方へ

「痛くなりそうだから…」
「大事な予定があるから…」
そう思って、頭痛薬をついポーチに常備してしまう。
それが、ご自身の“あたりまえ”になっていませんか?


薬で抑えているだけでは、根本的な解決にはつながりません。
飲み続けるうちに効果を感じなくなったり、副作用や胃への負担が気になってきたり、
頭痛に加えて、別の不安が重なるようになってしまう方も多いのです。

東洋医学では、頭痛の背景にある「体質の乱れ」や「巡りの滞り」を整えることで、頭痛が起きにくい“ベースの体づくり”を目指します。

  • 頭痛薬に頼る生活を見直したい方
  • 痛みを感じる前に予防したい方
  • ストレスや気候に左右されない体をつくりたい方

その第一歩として、鍼灸はとても有効です。

「薬をやめなきゃ」と無理に考える必要はありません。
まずは、薬に頼らなくても過ごせる時間を少しずつ増やすことから、私たちと一緒に始めませんか?

「鎮痛薬を飲みすぎて不安だったけど、鍼灸を始めてから回数が激減しました」
「頭痛がなくなって、朝から気持ちよく動ける日が増えました」
「生理前の頭痛も楽になって、本当に助かっています」
※個人の感想です。効果には個人差があります。

以下は通院の目安と施術頻度です。

初期(1~2週):急性の痛みや自律神経の乱れを集中ケア(週2回程の通院)
中期(3~5週):症状の安定と体質の改善(週1回の通院)
安定期(6週目以降):頭痛の再発予防とメンテナンス(月2回程度の通院)

5.   よくあるご質問(FAQ)


Q. 痛くないですか?
髪の毛ほどの細い鍼を使用します。ほとんど痛みは感じません。

Q. 施術を受けた日は普通に仕事して大丈夫?
はい、問題ありません。ただし、施術後は体が緩みやすくなるため、できれば早めの就寝をおすすめします。

Q. 頭痛以外の不調も相談できますか?
もちろんです。肩こり・不眠・胃腸の不調など、全身のバランスを見ながら施術します。

頭痛は、放置すると悪化する可能性があります。一人ひとり、頭痛の原因が違うので、症状や改善法も異なります。専門家に相談し、ご自身に合った改善をめざしてください。

著者プロフィール 飯島 隆行(いいじま たかゆき)

群馬県伊勢崎市『くにさだ鍼灸整骨院』院長

医師に見放され、長い後遺症の経験から、「命の尊さ」と「信じる力」を大切にする鍼灸師。
経絡治療を得意とし、東洋医学の養生法でアドバイスする。

東京自由が丘 脈診臨床研修会所属 認定治療院

飯島 隆行