伊勢崎市「くにさだ鍼灸整骨院」で根本改善へ

 

22 鍼灸 ぎっくり腰

ぎっくり腰は原因も明確ではなく、突然発症するので悩んでいる方も多いのではないでしょうか。「魔女の一撃」とも呼ばれるほどの強い痛みを伴うぎっくり腰は、鍼灸治療によって改善が期待できます。

 

今回はぎっくり腰の症状と原因、鍼灸の効果やおすすめのツボについて紹介します。ぎっくり腰にお悩みの方はぜひ参考にしてください。

 

ぎっくり腰とは

ぎっくり腰の正式名称は「急性腰痛症」であり、ヨーロッパでは「魔女の一撃」と呼ばれることもあります。なんの前触れもなく急に発症し、腰に激しい痛みを伴うのが特徴です。適切な処置をしなければ症状が長引いたり、慢性的な腰痛になったりする恐れもあります。

 

ぎっくり腰の経過

ぎっくり腰の症状は早くて1週間ほど、症状が重い場合は1ヶ月ほどかかる場合があります。1ヶ月で完治する場合の、ぎっくり腰の痛みの経過は以下のとおりです。

 

<ぎっくり腰の痛みの経過 ※1ヶ月で完治する場合>

  1. 発症直後:激しい痛みを伴う
  2. 2~3日後:痛みが和らぐ
  3. 1週間後:痛みがかなり軽くなる
  4. 1ヶ月以内:完治する

 

激しい痛みは3日程度で落ち着き、徐々に痛みが消えていく傾向にあります。一般的に、ぎっくり腰の症状は1ヶ月以内に自然に治るといわれているため、そこまで心配する必要はないでしょう。しかし、1ヶ月以上痛みが続く場合やそのほかに気になる点がある場合は、医師の診察を受けることをおすすめします。

 

ぎっくり腰になった直後の対処法

ぎっくり腰になった直後は患部が炎症し激しい痛みを伴うため、安静を心がけて腰に負担をかける行動は控えることをおすすめします。横向きになり、膝を軽く抱えて腰を丸める姿勢にすると、痛みの緩和につながります。また、炎症は冷やすことで和らぐため、患部を冷やすこともおすすめです。

 

ぎっくり腰の原

ぎっくり腰の原因ははっきりとしていませんが、以下の項目が考えられます。

 

<ぎっくり腰の原因>

  • 筋肉の緊張
  • 内臓の不調
  • 骨の異常

 

それぞれの原因について、くわしく解説します。

 

筋肉の緊張

脊椎に異常が見られないぎっくり腰の場合、筋肉が炎症を起こしたことによる「筋筋膜性痛(きんきんまくせいつう)」の可能性があり、腰部の筋肉疲労や腹筋・背筋などの衰えが原因と考えられます。重いものを持ち上げる、腰をひねるなど負担のかかる姿勢を続けた結果、筋肉が緊張状態となりけいれんを起こすことで、筋筋膜性のぎっくり腰を引き起こします。

 

また、加齢や運動不足が原因で腰への負担が大きくなることで、再発のリスクも高まるでしょう。運動不足の解消や下半身の筋肉トレーニングが大切です。

 

内臓の不調

腸の硬直化やねじれが腰に影響を与え、「内臓体制反射(ないぞうたいせいはんしゃ)」のぎっくり腰になる場合もあります。腸閉塞などの具体的な病気ではなく、腸の機能が低下しているときや腸が正常に働いていないときに、ぎっくり腰を引き起こすと考えられます。洗顔時の咳やくしゃみなどで引き起こされるぎっくり腰は、内臓体制反射である場合が多いです。

 

腸は自律神経と密接な関係があり、自律神経が乱れることで腸に異常をきたし、腸周辺の筋肉の過緊張や腰の痛みにつながります。規則正しい生活習慣やストレスを溜めない、冷えを解消するなど、自律神経を整えることが大切です。

 

骨の異常

腰椎の圧迫骨折や変形性脊椎症、腰椎椎間板ヘルニアなど、骨の異常や変形によってぎっくり腰が引き起こされる場合もあります。ぎっくり腰になった際には、まず動けるようになったときに腰椎や脊椎に器質的な異常がないか、医師の診断を受けることが大切です。

ぎっくり腰は鍼灸で改善できる? 

ぎっくり腰に期待できる鍼灸治療の効果は、以下のとおりです。

 

<ぎっくり腰に期待できる鍼灸治療の効果>

  • 急性期は炎症・痛みを抑える
  • 慢性期は筋肉の緊張をほぐす
  • 全身の不調を改善する

 

それぞれの効果についてくわしく解説します。

 

①急性期は炎症・痛みを抑える

ぎっくり腰を発症したばかりの頃は症状が最も強い時期なので、炎症と痛みを和らげる施術が行われます。炎症を和らげる施術は、手や足にある腰に効くツボを刺激し、痛みを軽減させるのが特徴です。痛みや炎症の強い時期は、腰を直接刺激せず間接的に治療します。

 

②慢性期は筋肉の緊張をほぐす

炎症が落ち着く慢性期に入ったら、筋肉の緊張をほぐし血行を良くする施術が行われます。慢性期では腰のツボを直接刺激し、筋肉の緊張を和らげていきます。慢性期になっても症状が重い場合は、電流で刺激を与えることもあるでしょう。

 

③全身の不調を改善する

ぎっくり腰の原因には腸をはじめとする内臓の不調があるため、内臓を整えるために全身に施術を行う場合もあります。全身施術では腸や腎臓の機能を改善するツボを刺激することが多いため、運動や筋肉など原因がわからないぎっくり腰に悩んでいる方は、一度全身の施術を受けてみると良いでしょう。

 

鍼灸は副交感神経を優位にさせ血行を促進し、自律神経を整える効果も期待できます。自律神経の乱れからくる腸の不調にもアプローチできるため、ストレスや冷えに悩んでいる方にもおすすめです。

 

ぎっくり腰に対して効果的なツボ

ぎっくり腰に対して効果的なツボは、次のとおりです。

 

<ぎっくり腰に対する効果的なツボ>

ツボの名前(読み方)

場所

期待できる効果

腰腿点(ようたいてん)

  1. 人差し指と中指の骨が接合する手前のくぼみ
  2. 中指と薬指の骨が接合する手前のくぼみ

ぎっくり腰

腎兪(じんゆ)

へその高さで腰に手を置き、親指が届く背骨の両側にあるくぼみ

・腰足の重さ
・腰痛
・泌尿器の症状
・むくみ

・耳の症状

・足の冷え

志室(ししつ)

1番下の肋骨の先端の高さで、背骨から指4本分外に行ったところ

・腰の痛み

・腎の症状

委中(いちゅう)

膝の後ろの中央

・腰足の痛み

・ぎっくり腰

・足のむくみ

・背骨の際や頭部の痛みとこり

金門(きんもん)

足の外側にある骨のでっぱりの後ろ

・ぎっくり腰

 

鍼灸治療では、ぎっくり腰や腰足の痛み、内臓の症状にアプローチできるツボを刺激することが多いです。自分で押せるツボもあるので、ぜひ自宅でのセルフケアに取り入れましょう。

 

ぎっくり腰にお悩みの方は「くにさだ鍼灸整骨院」へお越しください

ぎっくり腰は原因が明確ではなく、前触れもなく突然発症するのが特徴です。鍼灸治療ではぎっくり腰の症状に合わせて施術の方針を変え、急性期は炎症や痛みの軽減、慢性期は筋肉の緊張の緩和を目指します。

 

さらに、ぎっくり腰の原因のひとつといわれている内臓の不調にもアプローチできるため、体調に不安がある方や自律神経の乱れに悩みがある方にもおすすめです。

 

「くにさだ鍼灸整骨院」の治療は、腰痛やぎっくり腰も施術対象であり、胃腸などの内臓にもアプローチできます。伊勢崎22 鍼灸 ぎっくり腰市でぎっくり腰にお悩みの方は、ぜひくにさだ鍼灸整骨院へお越しください。

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