伊勢崎市「くにさだ鍼灸整骨院」で根本改善へ

原因と治療の効果・おすすめのツボを解説26 鍼灸 自律神経失調症

 

さまざまな症状がある自律神経失調症の改善に、鍼灸治療は効果的なのか気になっている人も多いでしょう。

 

今回は自律神経失調症の概要とともに、鍼灸治療にどのような効果があるのかを解説していきます。自律神経失調症が治るきっかけをつかみたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

自律神経失調症とは

4378341_s自律神経失調症の症状を改善するためには、どのような病気なのかを正確に把握しておくことが大切です。

 

自律神経とは、本人の意思とは関係なく、内蔵や血管、皮膚などの動きをコントロールする、人間にもともと備わっているシステムのことです。人が無意識で、呼吸したり、食べ物を消化できたりしているのは自律神経が正常に働いているおかげなのです。

 

自律神経には大きく分けて「交感神経」と「副交感神経」の2つがあります。

 

<自律神経を構成する2つの神経>

  • 交感神経:興奮や活動時に活発になる
  • 副交感神経:安静時や休息時に活発になる

 

この2つの神経が、24時間バランスよく働くことで、人間の活動は円滑に行えるのです。しかし、不規則な生活習慣などにより、バランスが崩れてしまうと、自律神経失調症が発症し、さまざまな症状に悩まされることになってしまいます。

 

自律神経失調症の症状

4739027_s自律神経は全身の器官をコントロールしているため、バランスが乱れてしまうと、身体的にも精神的にもさまざまな症状として表れます。

 

<自律神経失調症の症状>

  • 頭痛
  • 胃痛
  • 動悸
  • 不眠
  • めまい
  • 吐き気
  • 倦怠感
  • 便通異常
  • 集中力の低下
  • 手足のしびれ など

 

自律神経失調症は、一度発症してしまうと、一つの症状だけではなく、同時に複数の症状に悩まされることになるケースが多いのも特徴です。

 

自律神経失調症の主な原因

自律神経失調症は、さまざまな症状がある分、原因も一人ひとり異なる場合が多いです。ここからは、自律神経失調症が発症する主な原因について3つご紹介します。

 

精神的ストレス

29036715_s人間関係や天候不順など、精神的ストレスをもたらす出来事は、すべて自律神経失調症の原因になる可能性があります。現代では、会社内の人間関係や家庭内の状況など、精神的ストレスを感じる場面は大変多いです。精神的ストレスがかかる場面が多く、頭痛やめまいに悩まされているのであれば、自律神経失調症も一つの原因として考えられます。

 

不規則な生活

4686718_s生活習慣が不規則な場合、体内時計の乱れにつながり、自律神経が適切に働かなくなってしまいます。昼夜が逆転している人や、就寝時間が毎日異なる人で、自律神経失調症の症状に悩まされている場合は、生活習慣の改善を試みるといいでしょう。

 

食事の偏り

2327389_s決まった栄養素しか摂取しないなど、偏った食生活を送ることも自律神経失調症の原因の一つです。たとえば、タンパク質やビタミンB群、鉄の栄養が足りていない場合は、栄養不足に陥りストレスから立ち直る力が低下し、自律神経失調症を引き起こしてしまいます。

 

また、お菓子やジュースを摂りすぎている場合は、血糖値の急激な上昇と下降を繰り返すようになり、交感神経が過剰に刺激され、自律神経が乱れる原因になりがちです。

 

自律神経失調症に対する鍼灸治療の効果

ここからは、鍼灸治療が自律神経失調症の症状に対して、どのような効果を発揮するのかを解説していきます。

 

筋肉の緊張をほぐす

30719982_s過度な筋肉の緊張は、交感神経が優位になってしまうため、自律神経失調症のさまざまな症状を引き起こす可能性があります。鍼灸治療により、自律神経の通っている付近の筋肉の緊張をほぐすことで、自律神経失調症の症状を緩和することが可能です。

 

自律神経の機能を活性化

24898002_s鍼灸治療には、鎮痛効果や気分の高揚・幸福感などが得られる「βエンドルフィン」の分泌を促し、自律神経の機能を活性化させられるというデータがあります。βエンドルフィンにより、交感神経と副交感神経のバランスを整えられるため、自律神経失調症の症状の緩和につながります。

 

血流の循環を促進する

25287923_s鍼灸治療では、自律神経をコントロールしている頭部へ、頭皮鍼を行うことで、副交感神経のスイッチが入りやすい状態へ促すことも可能です。副交感神経が活発に働くようになれば、血管が広がり血流の促進につながるため、冷えや痛みなどの自律神経失調症の症状の緩和が期待できます。

 

自律神経失調症の治療に効果的なツボ

自律神経失調症の症状緩和のために、鍼灸師がどのようなツボを刺激するのかについても確認しておきましょう。

 

ツボの名前(読み方)

場所

内関(ないかん)

手首のシワから肘に向かって指の腹三本分

の中心の部分

天柱(てんちゅう)

首の中央の太い筋肉の両側かつ生え際部

風池(ふうち)

天柱から指1本分外側の部分

労宮(ろうきゅう)

手のひらの中央部

肝兪(かんゆ)

肩甲骨の下の角のラインを結んだ背骨から、骨2本分下かつ指2本分外側の部分

天枢(てんすう)

へそから左右に親指の横幅2本分外側

太衝(たいしょう)

足の親指と人差し指の骨が交わる箇所のへこみ部分

 

適切なツボ押しは、内臓や中枢神経の機能低下を改善させ、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。ツボを知っていればセルフケアも可能なので、自律神経失調症の症状が深刻な人は、ご自身で毎日少しずつ、続けてみるのもおすすめですよ。

 

自律神経失調症にお悩みの方は「くにさだ鍼灸整骨院」にお越しください 

10 鍼 治療後 過ごし方今回は自律神経失調症の症状に悩んでいる方に向けて、鍼灸治療の効果や有効なツボについて解説してきました。

 

自律神経失調症は、さまざまな症状があり明確な原因が分かりにくい厄介な病気です。決して治らない病気ではないですが、原因に対して適切な対処をしなければいつまでも改善されません。そこでおすすめしたいのが、自律神経失調症の幅広い症状の改善が見込める鍼灸治療です。

 

「くにさだ鍼灸整骨院」では、約30分の時間をかけてカウンセリングを実施し、自律神経失調症の原因を正確に見きわめたうえで最適の診療を行います。伊勢崎市26 鍼灸 自律神経失調症で自律神経失調症にお悩みの方は、ぜひくにさだ鍼灸整骨院にお越しください。

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