伊勢崎市「くにさだ鍼灸整骨院」で根本改善へ

38 鍼灸 顎関節症

 

顎関節症による顎の痛みや口の開閉のしにくさでお困りの方のなかには、鍼灸治療を試してみたいと検討中の方もいるでしょう。

 

今回は顎関節症の症状にお悩みの方に向けて、原因や鍼灸治療の効果、おすすめのツボを解説していきます。顎関節症の症状を改善したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

顎関節症とは

顎関節症とは、歯ぎしりなどで顎に負担をかけすぎた際、顎関節や下顎を動かす咀嚼筋の動作に障害が発生する病気のことです。まずは、顎関節症の具体的な症状について確認しておきましょう。

 

顎関節症の症状

顎関節症の症状は、大きく分けて「顎関節疼痛」「関節雑音」「開口障害」の3つに分類されます。

 

種類

症状

顎関節疼痛

口を開くときや食物を噛む際に、顎が痛む

関節雑音

顎を開け閉めする際に、顎関節からカクカクやゴリゴリ、ミシミシなどの音がする

開口障害

口を大きく開けにくくなる。男性で約40mm以下、女性で約38mm以下が目安

 

顎関節症は、上記の症状があるにもかかわらず、「関節リウマチ」や「外傷性の顎関節炎」などのほかの疾患に該当しない場合に診断されるケースが多いです。また、顎関節症の症状に伴って、頭痛やめまい、肩こり、耳鳴りなどを引き起こしている症例もあります。

 

顎関節症の主な原因

顎関節症の原因は一つではなく、さまざまな要因が複合的に組み合わさった結果、適応能力を超えた際に症状として表れます。顎関節症の主な原因を4つピックアップしたので一つずつ確認してみましょう。

 

噛み合わせの悪さ

顎関節症は、生まれつき歯並びが悪いなど、噛み合わせの不良によって症状を引き起こす場合があります。噛み合わせが悪い場合、下顎がずれた状態で筋肉が動くことになるため、顎関節への負担が大きくなり、顎関節症の発症につながるリスクが高まってしまいます。顎の筋肉の左右のバランスが悪くなる前に、早めの対処が必要です。

 

歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしり・食いしばりは、歯のヒビや傾きなど、噛み合わせの悪化につながることが多く、間接的に、顎関節症の発症リスクを高めてしまいます。

 

また、歯ぎしり・食いしばりは、食べ物を噛むときに使う「咀嚼筋(そしゃくきん)」への大きな負担にもつながります。咀嚼筋を過剰に使用し続けると、顎や歯並びの中心がずれてしまう「下顎の偏位」を引き起こしてしまい、顎関節症の発症リスクをさらに高めるため注意しなければなりません。

 

日常生活での癖

猫背や頬杖、片側で噛むなどの日常生活での癖も顎関節症の原因の一つとされています。

 

<日常生活での癖>

  • 頬杖
  • 猫背
  • 歌唱
  • 寝違え など

 

一見関係なく思えますが、普段からこれらの癖が多い場合は、顎関節症の原因となっている可能性が考えられるため、意識して改善するようにしましょう。

 

精神的ストレス

緊張や不安など、日常的に精神的ストレスを感じる場面が多いケースでも、顎関節症の発症リスクは高まります。精神的ストレスは、顎関節症と密接に関係している「自律神経」のバランスを崩す大きな要因の一つです。顎関節症の症状が治らない場合は、精神的ストレスにつながる要因を取り除く工夫をしてみるとよいでしょう。

 

顎関節症に対する鍼灸治療の効果

ここからは、鍼灸治療を行うことで、顎関節症の症状にどのような効果を与えるのか解説していきます。

 

血行促進

鍼灸治療では、硬くなってしまった筋肉に、鍼で刺激を与えて緊張を緩め、血行を促進させる効果があります。先述したとおり、顎関節症は、咀嚼筋や顔の筋肉の緊張で、血行不良が生じた際に発症します。鍼灸治療によって、血行を促進できれば、痛みや口の開け閉めがしにくいなどの顎関節症の症状の改善が期待できるでしょう。

 

自律神経のバランス調整

鍼灸治療では、頭部や顔のツボに鍼を刺激することで、自律神経のバランスを調整する効果も期待できます。自律神経のバランスが乱れている場合は、顎周辺の痛みのほか、睡眠障害や頭痛、肩こりなど、さまざまな症状として表れます。顎関節症の症状も含めて、体調が悪いと感じている場合には鍼灸治療を検討するとよい     でしょう。

 

顎関節症の治療に効果的なツボ

鍼灸治療を行う際、プロの鍼灸師が押す顎関節症の症状の改善に効果的なツボを4つピックアップしました。

 

ツボの名前(読み方)

場所

頬車(きょうしゃ)

顎から耳にかけたラインから少し頬に入った箇所。噛みしめた際に、筋肉が盛り上がる部分。

下関(げかん)

耳穴の前のへこんでいる部分。

上関(じょうかん)

耳穴の前の出っ張った箇所から、やや上側にあるへこみ部分。

頷厭(がんえん)

髪の生え際に指を当てた際に、口の開け閉めをして動く部分。

 

正確なツボの位置を把握し、セルフケアを継続的に行えば、軽い症状であれば解消される可能性もあります。自分でツボを押しても効果がみられない場合や、症状が深刻な場合は、できるだけ早く鍼灸院で本格的な治療を行うようにしましょう。

 

顎関節症にお悩みの方は「くにさだ鍼灸整骨院」にお越しください

今回は、顎の痛みや口の開閉のしにくさでお悩みの方に向けて、顎関節症の原因や鍼灸治療の効果について解説してきました。

 

顎関節症と一口に言っても、顎周りの痛みや開口障害など、症状はさまざまです。また症状が多い分、原因も人によって異なるケースが目立つため、症状が深刻化する前に、適切な対処をとる必要があります。

 

「くにさだ鍼灸整骨院」では、事前に約30分のカウンセリングを実施し、顎関節症の原因を明らかにしたうえで最適な診療を行います。伊勢崎市で顎関節症にお悩みの方は、ぜひくにさだ鍼灸整骨院にお越しください。