伊勢崎市「くにさだ鍼灸整骨院」で根本改善へ

20 鍼灸 頭痛期待できる効果・おすすめのツボを紹介

 

慢性的な頭痛に悩まされている方のなかには、鍼灸治療を試してみたいと検討中の人も多いのではないでしょうか。

 

今回は、鍼灸治療の効果についてはもちろん、頭痛にどのような種類があるのかについて解説していきます。ご自身を苦しめている頭痛の原因や改善方法が見つかるので、ぜひ参考にしてください。

 

頭痛には大きく分けて3つの種類がある

頭痛を大きく分けると「一次性頭痛」「二次性頭痛」「有痛性脳神経ニューロパチー、他の顔面痛およびその他の頭痛」の3つに分類されます。

 

【3つの頭痛の比較表】

頭痛の種類

内容

種類

一次性頭痛

明確な原因が分からない頭痛

・片頭痛

・緊張型頭痛

・三叉神経・自律神経性頭痛(TACs)

・その他の一次性頭痛疾患

二次性頭痛

疾患や外傷など、原因が分かっている頭痛

・頭頸部外傷・障害による頭痛

・頭頸部血管障害による頭痛

・非血管性頭蓋内疾患による頭痛

・物質またはその離脱による頭痛

・感染症による頭痛

・ホメオスターシス障害による頭痛

・頭蓋骨、頸、眼、耳、鼻、副鼻腔、歯、口あるいはその他の顔面・頸部の構成組織の障害による頭痛あるいは顔面痛

・精神疾患による頭痛

有痛性脳神経ニューロパチー、他の顔面痛およびその他の頭痛

神経系の疾患が原因で起こる、一次性疾患頭痛と二次性頭痛以外の頭痛

・有痛性脳神経ニューロパチー及び他の顔面痛

・その他の頭痛性疾患

 

3つの頭痛の中でも、特に悩まされる方が多いのが「慢性頭痛」とも呼ばれる一次性頭痛です。ここでは一次性頭痛にはどのような種類があるのかを解説していきます。

 

片頭痛

片頭痛とは、こめかみから目の周辺にかけて、持続的に痛みが生じる頭痛のことです。症状が深刻なケースでは、長時間痛みが続いたり、吐き気やめまいに襲われたりすることもあり、日常生活に支障をきたすことも珍しくありません。

 

<片頭痛の原因>

  • 精神的なストレス
  • 寝不足、寝すぎ
  • 自律神経の乱れ
  • 光や音の強い刺激
  • 空腹
  • 月経 など

 

片頭痛は、発症原因が多岐にわたるため、特定しにくいのも特徴です。

 

緊張性頭痛

緊張性頭痛は、頭を締め付けられるような鈍い痛みに、持続的に襲われる頭痛のことです。頭痛の原因として最も多いのが緊張性頭痛とも言われています。寝込むほどではありませんが、人によっては仕事や日常生活に支障が出るほどの痛みに悩まされるケースもあります。

 

<緊張性頭痛の原因>

  • パソコンやスマホの長時間利用
  • 精神的ストレス
  • 猫背の姿勢 など

 

緊張性頭痛は、頭部につながる首や肩、背中の筋肉の緊張や血流が滞ることによって発症するケースが多いです。

 

三叉神経・自律神経性頭痛(TACs)

三叉神経・自律神経性頭痛とは、目の奥や目の周囲が痛む顔面痛と、自律神経症状が同時に起こる頭痛のことです。発症してしまうと、側頭部に耐え難いほどの痛みが発生してしまいます。発症原因は解明されていませんが、いくつか仮説が立てられているので確認してみましょう。

 

<三叉神経・自律神経性頭痛の原因の仮説>

  • 視床下部関与説
  • 三叉神経血管説
  • 三叉神経+自律神経説  など

 

顔面や頭部の感覚をつかさどっている三叉神経が、なんらかの理由により活発化し、副交感神経系を刺激することで発症すると考えられています。

 

その他

一次性頭痛には、これまで紹介してきた3つ以外に、以下のようなタイプのものもあります。

 

<その他の一次性頭痛>

  • 労作性頭痛
  • 睡眠時頭痛
  • 貨幣状頭痛
  • 性行為に伴う頭痛
  • 一次性咳嗽性頭痛
  • 一次性運動性頭痛
  • 寒冷刺激による頭痛
  • 頭蓋外からの圧迫による頭痛 など

 

運動や排便、性行為などで発症する「労作性頭痛」のほか、原因が分かっていない「睡眠時頭痛」など、さまざまなタイプのものがあるのが一次性頭痛の特徴です。

 

頭痛に対する鍼灸治療の効果

鍼灸治療には、頭痛を緩和させられる5つの効果があります。鍼灸治療を行うことで、どんな頭痛の改善につながるのか確認しておきましょう。

 

痛みを緩和できる

鍼灸治療の頭痛を緩和させる効果を理解するうえで、知っておくべきなのが「ゲートコントロール理論」です。ゲートコントロール理論とは、原因箇所を、鍼で刺激することにより、痛みの信号を脳まで到達させずに、脊髄の部分で抑えることを指します。

 

脊髄レベルでゲートコントロールが働くことで、精神的ストレスを軽減できる効果も期待できるため、それが原因として発症する「緊張性頭痛」の改善につながります。

 

血管や神経の圧迫を解消できる

鍼灸治療により、硬くなった首の筋肉を鍼で緩めることで、血管の圧迫が原因で起きる頭痛を緩和することも可能です。首の血管を圧迫することで発症する「緊張型頭痛」はもちろん、後頭神経の圧迫が原因とも言われている「三叉神経・自律神経性頭痛(TACs)」の改善にも効果が期待できます。

 

血流を改善できる

鍼灸治療には、鍼で筋肉の緊張をほぐすことにより、血流を促す効果もあります。頭痛は、精神的な緊張やストレスなどが原因となり、筋肉が収縮し、血行が悪くなることで引き起こされるケースも多いです。鍼灸治療により、血流が改善されれば、血行不良が原因の「緊張型頭痛」の改善につながります。

 

肩や首のコリをほぐせる

鍼灸治療は、肩や首のコリをほぐす効果もあるため、筋肉の緊張が原因で発症する「緊張型頭痛」を緩和したい場合にも効果的です。デスクワークなどで、長時間、同じ姿勢を保つことが多い人や、普段の姿勢が悪い人で、頭痛に悩まされているのであれば改善される可能性が高いです。

 

自律神経が整う

鍼灸治療には、自律神経を整える効果があるため、過剰な神経反応が原因で発症する「三叉神経・自律神経性頭痛(TACs)」の改善も期待できます。また、自律神経の乱れが、首や腰の筋肉のコリにつながるケースがある点も考慮すると、「緊張型頭痛」の緩和にも有効と言えます。

 

頭痛の緩和に効果的なツボ

鍼灸治療を行うのであれば、頭痛の緩和のために、鍼灸師がどのようなツボを刺激するのかについても知っておいたほうがいいでしょう。

 

【頭痛の緩和に効果的なツボ】

ツボの名前(読み方)

場所

百会(ひゃくえ)

頭のてっぺんの少しくぼんだ部分

攅竹(さんちく)

眉頭にあるくぼんだ部分

頭維(ずい)

額の生え際から親指半分ほど中に入った部分

頷厭(がんえん)

耳の上部から、こめかみ周辺の髪の生え際

風池(ふうち)

耳の後ろのとがった骨と、後頭部のくぼみの中間かつ髪の生え際

天柱(てんちゅう)

後頭部の髪の生え際の中央のくぼみから指1本分外

肩井(けんせい)

首の後ろ     のつけ根と、肩先の中間

 

一度鍼灸治療を受け、正確なツボの位置を把握できれば、セルフケアも可能なので、日常的にツボ押しを行ってみるのも効果的です。

 

つらい頭痛にお困りの方は「くにさだ鍼灸整骨院」にお越しください

今回は頭痛の種類や鍼灸治療の効果について解説してきました。頭痛には大きく分けて3つの種類がありますが、実際は片頭痛や緊張性頭痛などの「一次性頭痛」に該当する場合がほとんどです。とはいえ、一次性頭痛の中でも、さまざまなタイプのものがあり、原因に対して適切な対策をとらなければなりません。

 

頭痛薬やセルフマッサージにも効果はありますが、あくまでも痛みを誤魔化しているにすぎず、根本的な原因の改善とは言えないのが実情です。そこでおすすめしたいのが、血管・神経の圧迫の解消や、血流の改善などのさまざまな効果が見込める鍼灸治療です。

 

「くにさだ鍼灸整骨院」では、約30分の時間をかけてカウンセリングを実施し、痛みや不調の原因を正確に見きわめたうえで最適の診療を行います。施術後の手厚いアフターフォローも用意していますので、頭痛にお悩みの方は、ぜひくにさだ鍼灸整骨院にお越しください。

 

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