鍼治療は、肌に“針”を刺して治療をするイメージが強く、「痛みが不安」「敏感な体質でも利用できるのか」と不安な方も多いのではないでしょうか。
鍼治療では、注射の3分の1程度の細い鍼を用いて治療を行うため、痛みは少ないといわれています。しかし、なかには痛みを感じる方もいます。
そこで今回は、鍼治療は痛いのか、また感じる可能性のある痛みや原因について詳しく解説します。鍼に興味がある方・利用を検討している方はぜひ参考にしてください。
鍼治療って痛いの?
結論として、鍼は痛みの少ない治療方法です。鍼治療で用いられる鍼は「松葉型」や「柳葉型」と呼ばれており、0.25mmから0.3mmと髪の毛に近い細さです。注射針の約3分の1の細さで、皮膚の抵抗が少なく痛みを感じにくいため、注射を苦手と感じる方も不安なく利用できるでしょう。
さらに鍼の先端も注射針のように細く尖っておらず、皮膚や筋肉の間を通り抜けられるように丸みを帯びた形状をしています。そのため、皮膚に刺したときも、注射針より痛みが少ないといわれています。
実際に鍼治療を受け、痛みをほぼ感じなかった・気にならなかったという方も多いため、初めて治療を受ける方も安心して臨めるでしょう。
鍼治療で感じる可能性のある痛み
鍼治療は皮膚に鍼を刺して行うので、チクッとする切皮痛(せっぴつう)を感じる可能性があります。
鍼は痛みが少ない治療法ですが、人間の身体に痛覚がある以上、鍼を刺した際に多少の痛みを感じる方もいます。また、鍼の太さや刺し方、体調によって切皮痛を感じる場合もあるでしょう。
痛み以外にズーンとした「ひびき」を感じることも
鍼を刺した場所や深さによっては、ズーン・ツーンとした皮膚の中で響くように感じる場合があります。これは「ひびき」や「得気(とくき)」と呼ばれ、痛みとは異なるものです。
ひびきを感じる場合は、筋肉が凝っているなど身体の不調部位に鍼が当たった可能性があります。硬くなった筋肉が痛みを感じる神経を圧迫しているため、鍼を刺されたことにより筋肉が収縮し、ズーンとしたひびきを感じやすくなるのが理由だといわれています。
ひびきを感じることで、身体がスッキリしたと感じる方もいますが、もちろん苦手な方もいます。苦痛だと感じた方は、施術者に相談しましょう。
施術者の技量によってひびきの程度を調整することが可能であり、なかには不調箇所を治療していることを伝えるために、ひびかせた方が良いと考える施術者もいます。
しかし、ひびきの有無が施術の質に影響することはないといわれていますので、気になる方は施術者に伝えましょう。
鍼治療が痛いと感じる場合、考えられる2つの理由
ここでは、鍼で痛みを感じる際に考えられる理由について紹介します。
<鍼で痛みを感じた場合、考えられる理由>
- 痛みに敏感な体質
- 毎回痛みがある場合は施術者が下手・相性が悪いかもしれない
下記にて、それぞれの理由について詳しく解説します。
痛みに敏感な体質
痛みを感じる程度は個人差があります。そのため痛みに敏感な体質の方は、鍼治療で切皮痛を感じやすいかもしれません。
痛みに敏感な方・不安な方は施術者に相談することをおすすめします。事前に相談することで、お互いの認識をすり合わせられ、より満足できる施術を受けられるでしょう。
施術者が下手または相性が悪い可能性も
複数回鍼の施術を受けているにもかかわらず、チクッとした痛みが継続する場合は、施術者の技量不足が原因である可能性も考えられます。施術者との相性が悪いと感じた際には、他の院の利用を検討しましょう。
鍼の痛みに不安がある方は「くにさだ鍼灸整骨院」にお越しください!
今回は鍼の痛みや、痛いと感じる場合の原因について解説しました。鍼は痛みが少ない治療法ですが、切皮痛を感じる場合があります。痛みの感じ方には個人差があり、ほぼ痛みが気にならない方もいれば、体質や体調・施術者のやり方などによっては痛みを感じる方もいるでしょう。
また、鍼のひびきは人によって感じ方が大きく異なり、気持ち良いと感じる方がいる一方で、苦手な方もいます。初めて鍼の施術を受ける方や痛みに不安がある方は、施術前にその旨を伝えましょう。
「くにさだ鍼灸整骨院」では痛みが少なく、心地よい刺激を継続的に感じられる鍼治療をしています。また痛みが苦手な方、初めて鍼を受ける方には、さらに慎重に施術をするよう心がけています。
伊勢崎市で鍼治療をお考えの方は、くにさだ鍼灸整骨院にぜひご相談ください。