初めて当院で
鍼灸施術を
受けられる方へ
当院での鍼灸施術が初めての方には、お身体への負担が許容範囲を超えないように、極力細めの鍼を使用して低刺激のやさしい鍼施術を行うように心がけております。
施術を進める中で場合によっては、症状が深いところに根を張っていたり、鍼に慣れている方には効果を高めるために、提案をさせて頂いた上でしっかりとした刺激量の鍼灸施術をさせて頂く場合がございます。
刺激量は少なくても多くても効果は出ますが、鍼施術の経験がない利用者様は「痛い・怖い」と思われる方が多くいらっしゃいますので、特に慎重に施術を行います。
不安な事や解らないこと等ありましたら遠慮なく申し付け下さい。
当院の鍼灸施術について
痛いところ、だるいところ、凝っている肩や腰に直接鍼を打ったりお灸を据えるといった局所の血流改善、筋肉のコリの除去を目的とした鍼灸施術はもちろんのこと、当院では本来の東洋医学の診断基準に則した方針として、胃や腸などの内臓に対してのアプローチであったり、イライラする、憂鬱だ、悩みやすいといった感情面、精神面にも作用する理論も積極的に活かしております。
当院では本格的な鍼灸を行ってゆく上で、お客様の手首の脈の状態から施術方針を立てる脈診(みゃくしん)を行っております。
あなたの不安や
悩みをなんでも
相談してください
はじめまして。代表の飯島です。
皆さんの中には、どこに行ってもよくならない不安で押し潰されそうになったり、焦りを覚える方も多くいらっしゃると思います。
また、病院に行ったものの症状名が付けられない原因不明の痛み・不安・恐れがあったり、もう自分以外は誰もわかってくれないだろうと諦めたり、やるせなさ・もどかしさに苦しんでいたり、、、
もうこれ以上、1人で抱え込まないでください。
どんなことでも構いません。あなたが抱える不安や悩みを、あなたの言葉で教えてください。私たちが全力であなたのその思いを受け止めます。
また、症状のことだけでなく、どんな悩みも相談できるような、あなたの拠り所になれる場所であり続けます。
当院では、あなたが抱えこんだものを一緒に背負い、根本改善を目指すための準備が整っています。
事実、どこに行っても良くならない症状でお困りの方も、当院にご来院されて、今では健康な身体を取り戻されています。
鍼灸が初めての方も、しっかり丁寧に説明し納得して頂いたうえで施術に入りますのでご安心ください。
鍼灸施術のQ&A
Q脈診とは
手首の脈の形状、強弱などで 身体の不調を探る東洋医学における四診を代表する診断技術です。 身体には一二種類程の気血水の流れがあると考えられております、 その流れが正常なのか問題があるのかが脈の形状に現れてきます。 そして問題のある脈の流れには、そこに対応した流れを整えるツボに鍼治療をして気血水の流れを整えます。
お体の状態を把握して今心と体は何を求めているのかにしっかりと耳を傾けていき低刺激のやさしい鍼灸で確実に体を内側から健康にしていきます。鍼灸を進めていき本来皆さんが持っている自己治癒力を高めていき健康になるための力、ふんばる力を底上げする大変優れた施術方法です。
なんとなく元気が出ない、なんとなくつらいといった訴えにも効果を存分に発揮してくれるでしょう。
当院鍼灸担当飯島は、東京自由ヶ丘 脉診の名門「臨床研修会」に所属し日々研鑽に励んでいます。
Q鍼(はり)とは
鍼(はり)は痛いというイメージがあると思いますが、使用する鍼は直径0.12ミリほどの髪の毛ほどの細さで、刺す時の痛みというのはほとんど感じません。
当院で使用している鍼は使い捨てのディスポ鍼と呼ばれるものを使用していますので、感染症等のリスクの心配等全くなく安心して治療を受けていただけます。
直接筋肉に刺激を入れることができるので、痛みが軽くなった、動きやすくなった、重い感覚が楽になった。というように、変化を感じていただけます。
Q灸(きゅう)とは
お灸は、熱い、やけどをする、痕が残るというイメージがあると思いますが、当院で行っているお灸は台座灸とか、間接灸といわれ、直接お灸の火種を皮膚にかざしませんので火傷のリスクはありません。
お灸は鍼と違い、施術した直後から変化が目に見えてわかるという事は稀です。しかし、個人差はありますが帰宅後、翌日など時間差で効果が発揮されることはよくあります。
痛みが半分以下にひいて楽になってきた、いつの間にかおなかの調子がよくなってきた、お灸を始めてから生理痛が和らいできたというような効果が期待できます。
Q鍼灸治療とは?
鍼灸治療とは、肩や腰なのどの筋肉人には傷を負ったときに自分で治そうとする「自然治癒力」というものを誰もが持っています。鍼灸治療はお身体に物理的な刺激(鍼を打つ、灸を据える)を与えることで引き起こされる有効な反応を利用して、この「自然治癒力」を最大限発揮させます。
鍼灸治療の最大の特徴の一つは治療でありながら「薬を使わない」という所にあります。そのためお薬を服用されたときに生じる副作用がありません。
つまり、薬などによる強制的な、抑え付ける治療ではなく、人間本来の自然な治癒力を有効活用した体にやさしい治療方法です。
Q鍼灸は何故体に効くのですか?
くにさだ鍼灸整骨院では、筋肉などの運動器へ鍼治療をすることが多いので、ここでは筋肉に鍼を打った時の、何故効くのか、その仕組みを説明していきます。
筋肉は歩いたり走ったり、重い物を持ち上げたりと負担がかかり続けると緊張し、緊張が続くと硬くなってしまいます。そういった状態が続くと血管や神経を圧迫して締め付けてしまい、筋肉が窒息して更に固まってしまいます。
その固くなってしまった筋肉などの患部に鍼で刺激を与えると筋肉がゆるみ、硬く締め付けられていた血管の締め付けが治まり血液の流れがスムーズになり溜まっていた発痛物質などを洗い流し、筋肉に栄養や必要な酸素を供給できて筋肉、血管、神経組織が回復し、痛みが和らいでいくのです。
また、強いコリがある筋肉はいくら一生懸命にストレッチや運動で伸ばしても筋肉が元の長さに戻りにくいです。例えるなら、こんがらがってしまった糸がダマになってしまって、それを両端から引っ張っているようなものです。この「ダマ」に直接アプローチして緩めなければ強いコリは取り除くことができないと考えています。
鍼治療は皮下の深部の筋肉にさえも直接アプローチすることができるので強くて硬いコリや深いコリに対して最良の治療手段と言っても良いでしょう。
Q鍼を打つと痛いですか?
基本的に痛くはありません
ですが、鍼治療に伴う響き(ひびき)について少し説明いたします。
当院では直径が0.18mmの鍼を主に使います。その鍼先は注射針の様に鋭利ではなく、特殊な加工がされて丸みを帯びた形をしているため、身体に入っていく際の皮膚組織へのダメージが少ないです。
そのお陰で、注射の時のような刺すような痛みはありませんし、出血もほとんどありません。
初めて鍼治療を受けたほとんどの方が、痛くない。または、思っていたよりも平気だという感覚を持たれます。
そして、鍼が皮膚を通り抜けると痛みを出している凝り固まった筋肉などに直接アプローチしていきます。その固まった筋肉に鍼を当てるとズーンと重だるさを感じます。
この感覚がひびきだとか得気と言われる鍼治療特有の感覚です。この「ひびき」は「痛み」とは異なり、マッサージの時に気になるところを押された感覚に近いものです、その感覚が筋肉の奥の方でじわーっと起こっていると想像してください。
異常のない部位に鍼をしても「ひびき」を感じる事はなく、鍼を刺されている感じもしません。
ひどいコリがある場合はそこに鍼を打って響きを感じて頂きます。
「ひびき」の心地よさを求めて来院される方も多くいらっしゃいます。