伊勢崎市「くにさだ鍼灸整骨院」で根本改善へ

鍼の鎮痛効果について

 

鍼治療の皮膚および筋肉への刺激方法として、特定のツボに鍼を刺して回旋、上下運動を繰り返し刺激を与える方法、他に筋肉層にまで刺した鍼に低周波の電気を流し15分ほど置いておく方法などがあります。

鍼の鎮痛作用の特徴

重病、虚弱体質、薬物の使用できない人にも一定の効果が見込める為、基本的な施術が置鍼のみなので麻酔薬のような難しい調整、重篤な副作用が発生しません。

麻酔薬とは違い意識を失う事がないため痛みを和らげる方法としてはとても手軽で抵抗なく行っていただける方法です。

この鍼麻酔による方法の特徴は、麻酔薬とは違い完全に痛みを取り除けるものではなく、あくまで痛みを和らげる方法であるため鎮痛(痛みを抑える、鎮める)というより和痛(痛みに対して心身を調和していく)という表現の方が正しいかもしれません。

鍼により特定のツボに持続的に機械的な刺激を与え続けることにより、外部などの刺激を受けて痛みを感じるボーダーラインである痛覚の閾値(いきち)の設定を持ち上げることによって痛みを感じにくくして鎮痛、和痛を図ります。
他、脳から発現されるモルヒネ様物質(痛みのコントロールをするエンドルフィン、エンケファリンなど)も鎮痛効果としての相関性が考えられます。

鍼鎮痛においては刺鍼部位の筋肉の収縮が起こることが発現の要因として挙げられています。
当院では肩、背部などの深く鍼を刺せない部位の施術方法として低周波治療器を用いた間欠的な電気刺激を筋肉に与えて鍼鎮痛作用を狙った鍼治療アプローチを症状よっては提案させていただいております、個人差はありますが効果を実感して頂けるでしょう。

鍼刺激を与えた時の生体内での反応について

反応の種類については刺鍼部位の反応、遠隔的に起こる反応、全身に起こる反応に大別されます。

ほとんどの鍼治療で行っている様式は局所における反応を狙っています。

遠隔的な反応は奇穴、四総穴、原穴などの東洋色の強い選穴になってきます。

鍼刺激部位の反応について

鍼やお灸をすることにより局所に発赤や鈍い痛みが発生することがあります。こういった炎症反応は組織損傷による生体の防御作用としての反応と、筋肉への鍼刺激による局所の血流改善による筋肉の過緊張の緩和があります。
こういった反応が生体内で発生する事はわかっていますが、受ける方の素因(年齢、性別、体格、治療経験の有無など)が大きく結果に関係してきます。
そのため術後即結果の出る方もいれば効きが鈍く3回続けてやっと効果の実感できる方もいるのです。

私共はそういった患者様の素因に合わせて自らの経験則で適時適切なはり、灸の刺激量を調節しています。
局所(肩、腰など)の鍼の番手(太さ)を例に挙げますと、肩は細く浅く、(背骨ラインは深く差す場合もあります)腰は太く深く。
これを年齢性別感受性等の素因に合わせてさらに調節していくといった感じです。

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