こんにちは。くにざだ鍼灸整骨院です。
前回、生まれて間もない赤ちゃんは(心の癖)がないので、迷うことなくあらゆることに挑戦し日々できることが増えていくというお話をしました。
これが成長していく過程で、あらゆる経験をすることによって思い込みや刷り込み・先入観ができてしまい新しいことや挑戦することに対して躊躇してしまうようになるのです。
もちろんその経験をどのように捉えるかで、思い込みや刷り込みは揺るぎない自信となっていく場合もあります。
物事はあらゆる側面で捉えることができます。例えばコップに水が半分入っているとします。それを見てあなたならどう捉えますか?「もう残り半分しかない」と捉えますか?それとも「まだ半分もある」と捉えますか?
実は潜在意識(心の癖)への影響は、この「捉え方」によっても大きく変わってきます。
「捉え方」しだいで経験は、ネガティブなものにもポジティブなものにも「心の癖」に影響を与えていくのです。
これまでの捉え方が「心の癖」に影響を与え、現実が創られてきたのだとすれば、今からでは変えられないと思ってしまうかもしれませんが、既に今あなたの思考が「今からでも変えられる!」とポジティブに捉えられたら、それ自体がポジティブな経験として少しずつですがあなたの潜在意識「心の癖」に影響を与えることになるのです。
そうは言っても思考を変えること自体難しいのではないか…「心の癖」が邪魔をしてなかなかポジティブな捉え方にならないのでは?とお感じの方もいらっしゃると思います。
実はそんな認識し辛い潜在意識に働きかける効果的な方法があります。
それは「言葉を変える」です。言霊といわれるくらい、言葉は潜在意識にダイレクトに影響を与えます。特に『でも、だって、どうせ』などの言い訳の言葉や『ダメ、嫌い、できない』などの否定的な言葉をよく口にしている方は、潜在意識にもそのような癖がついてしまいますので、できる限り『できる!ある!好き!楽しい!ありがたい!』などの肯定的な言葉を発するようにすると徐々に思考もそのように変化していきます。
私たちは元々、一日に思考する6万回のうちの約8割は自然とネガティブなものになると言われていますので、まずは7割に減らせるようなイメージをしながらポジティブな言葉を増やしていくことで徐々に思考の癖を変化させてみてはいかがでしょうか?
「思考の癖」「心の癖」がポジティブに変化することで、自ずと起きる現象もポジティブなものに変化していきます。
最初は些細な変化かもしれません。自分では気付かず、他人から言われて気付くようなことかもしれません。例えば『最近なんとなく雰囲気が明るくなったね』といった感じに。
やがて自分でもその変化に気付くようになります。『そういえば以前より笑うことが増えた』とか『以前より落ち込まなくなった』等
実はそういう些細な変化に気付けるということがとても大切なのです。なぜならそれは心に余裕ができたという証だからです。
言葉をポジティブなものに転換して行くことで、心にも余裕が生まれてきます。
潜在意識「心の癖」を修正するためには「心の声を聴く余裕」が大切なのです。
まずは意識してやってみてはいかがでしょうか?