今回は近年話題を集めている美容鍼(びようしん)について、お顔に及ぼす効果などについて書いていきます。
美容鍼とは?
1 皮膚への影響
お顔の各表情筋や頭部の前頭筋や側頭筋に鍼を打つことにより、皮膚直下(0.5㎜程度)の表皮の更に下の真皮層に直接働きかけ マイクロトラウマ という微小で修復可能な傷をつけ、組織修復を促進する過程で真皮層のコラーゲンの生成を促進してお肌の弾力を取り戻して肌組織の改善につなげていきます。
2 表情筋への影響
当院での美容鍼は加齢とともに筋肉量が低下して、しわやたるみを起こしやすい代表的な筋肉に標準を絞り、鍼を打った後に通電を行い表情筋を本来の位置に引き上げてリフトアップやほうれい線などのしわを目立たなくする効果を狙っていきます。
美容鍼を施すことにより自律神経活動の交感神経の活動が抑制されて筋肉を柔らかくして末梢部分への血流が促進されます。
3 お身体への影響
美容鍼の大きな特徴の一つに、お顔の気になる部位のみの施術だけではなく、たるみ、しわなどを引き起こしている肩こり、頭の筋肉の固さなどへの総合的なアプローチが可能です。
お顔まわりの局所のみの施術では解決しきれないお顔のむくみ、乾燥などを気血(きけつ)の理論をもとにトータルケア致します。
4 美容鍼の電気刺激について
当院の美容鍼で利用する電気刺激(EMS)は、二段階にわけて通電致します。
第一段階として、お顔の表情筋の過緊張を緩める疎密波(トン・トン・トン・ツー)という電気を10分程度通電します、これでこわばったお顔の筋肉を皮膚の奥の真皮層、皮下組織にダイレクトに作用させて芯からほぐしてしわを取り除きます。
次に柔らかくなった筋肉を引き締めてシェイプアップを図る電気刺激を1~3分程度流してたるみなどへの改善効果を狙っていきます。
筋肉は加齢とともに筋繊維が年々減少萎縮していき、筋力低下だけではなく皮下脂肪などを筋肉で支えきれずにたるみに直結してしまいます。
筋肉の減少スピードを年齢の経過を追ってみていくと、およそ三十代から徐々に現象が始まり三十代後半から年々0.5%づつ減少が始まり、何もしないでいると50代以降は筋肉の減少幅が加速していきます。
それ以降筋肉量の減少は続き80代までにはピーク時の半分程度までに落ちてしまいます。
美容鍼はそういった加齢現象に対してナチュラルに作用する大変優れた方法です、お肌のターンオーバーを早めてあげてコラーゲンの生成を最大限促し、張りのあるマイナス5歳肌を目指していきましょう!
最近お声を頂いている直後効果としては、肌の弾力が全然違う、顔を押した時の硬さや痛みが全然なくなった、といったような感想をいただいております。
これらはお顔のしわ、たるみに良い結果をもたらしてくれる重大な変化です!気になる方は一度体感して頂くことをお勧めいたします。
伊勢崎市でほうれい線、たるみなどのお顔のトラブルでお悩みの方はくにさだ鍼灸整骨院の美容鍼をお試しください、ご質問等お気軽にお待ちしております♪♪