伊勢崎市「くにさだ鍼灸整骨院」で根本改善へ

今回は疲労感、倦怠感についての当院の考え方や、施術方針などをご紹介して参ります。

そもそ疲労感は、長時間の労働だけでなく、精神的な苦痛や葛藤も大きく影響する生理的な反応であり、体が発しているシグナルでもあります。

疲労感が原因で様々な疾患に罹患するきっかけにもなりますし、疾患事態によって疲労倦怠感が増すという場合もありえます。

 

生理的な疲労感や倦怠感について

体の組織内の疲労物質の蓄積が考えられますが、単純にそれだけではなく、精神状態も大きく影響していると考えます。

例えば、スポーツの試合に出場して、満足のいく試合内容で勝利を収めた時は、精神的に充実しており蓄積された疲労感はむしろ爽やかな感覚さえ覚えますよね。

そのまったく逆の状態だったらどうでしょう、大きな試合に向けて長期にわたり練習を積み重ねて挑んだ試合で相手にコテンパンにされて、歴然とした力の差を見せつけられたら試合後は立ってもいられないぐらいの脱力感にみまわれ疲労感倦怠感どころではないと思います。

こんな嫌なたとえ出してしまいスイマセン。

さて、疲労感倦怠感が強い場合、私たちにできる事は、はり灸や手技などの物理的刺激により、局所や体全体の血流を改善することにより筋肉や内臓など、体のあらゆる組織の修復、回復を図ります。

みなさんがよく抱えている、腰痛や肩こりといった筋肉の運動器疾患などにも対症的な療法として治療をしてきます。

疲労や倦怠感とは東洋医学の考え方を用いたとき、肝の機能が弱くなっていることにより起こると考えています。

肝の機能は体の血液を全身に隅々までいきわたらせたり、全身を巡った血液をきれいにしてくれる浄化の作用がありますが、この肝の浄化作用は夜寝ている間に特に作用してくれるおかげで、朝すっきりと目覚めることができるのです。

この肝の血液浄化システムが作用しにくくなっている場合、眠りが浅くなり、朝目が覚めても怠く体が重い感覚が残るのです。

さらに、体の隅々まできれいにした血液を巡らせる疏泄(そせつ)の機能が十分に働いていない場合も、体の末端のだるさやしびれなどの違和感が長く続きます。

肝の機能を弱めてしまう原因は何も生活習慣に限った話だけではありません。

問診でよく、「最近怒りやすかったりイライラしてしまいませんか?」

と伺うことがあるのですが、これは肝の機能の失調を疑ったときに重要なヒントとなる質問項目です。

他にも、脈が固く張った感じの弦脈(げんみゃく)がでている

顔が青い(青筋がある)

清潔を好む(潔癖)

春先にかけて体調がすぐれない

眼精疲労が強い…目は肝に滋養されていると考えられており、目の酷使は肝血の不足を招きます。

などなど、このような特徴のある方は、倦怠感やぼーっとのぼせた感じがするといったイマイチ日常生活に喝の入らない感覚があるのではないでしょうか。

 

 

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