伊勢崎市「くにさだ鍼灸整骨院」で根本改善へ

こんにちは、くにさだ鍼灸整骨院です。人間は歩行するとき足関節で体重を支えます。その負担や年齢的な変化により障害を起こし関節痛を発症します。それを足関節痛と言います。今日はそんな足関節痛についてお話します。

足関節痛の成因について

足関節は立つ、歩く、走るなどの動作により大きな衝撃を受けるので捻挫、靭帯損傷、骨折などの外傷を受けやすいです。またスポーツなどによる使いすぎ等で軟部組織に疼痛を生じやすいです。更にはリウマチなどの炎症性疾患による関節炎が原因にもなりやすいです。

足関節痛をきたす主な疾患

足関節痛を伴う疾患としては偏平足や外反母趾、外傷による骨折、アキレス腱損傷、アキレス腱周囲炎、足関節靭帯損傷、絞扼神経障害、退行性変化を基盤とした変形性足関節症、関節リウマチなどがあげられます。一つ一つ例を挙げて行きます。

①変形性足関節症

変形性足関節症は加齢による退行性変化が起こり、外傷後の関節炎の後遺症が原因で発症します。日常生活動作時や歩行時の疼痛、運動時痛、足関節の可動域制限などの症状が出ます。また局所の熱感や圧痛も認めます。

②足根管症候群

足根管は脛骨内果、距骨、踵骨、屈筋支帯で囲まれた骨繊維製のトンネルの事を言います。ここを後脛骨筋、長指屈筋、長母指屈筋の腱と後脛骨動静脈、脛骨神経が通過します。打撲、捻挫などで腫れたり炎症が起こるとトンネル内で脛骨神経を圧迫し絞扼神経障害を起こします。足根管部の圧痛、足底の疼痛、夜間痛を生じる事もあります。進行すると脛骨神経の知覚異常、足底筋の運動障害が生じます。

③足底筋膜炎

日常生活の中での長時間の立ちっぱなしや仕事、歩行などによって足底筋膜の炎症を起こし、足底部の疼痛をきたします。筋膜付着部での踵骨内滑液包炎、骨膜炎、足底部の疼痛、歩行時痛などが見られます。

④アキレス腱周囲炎

アキレス腱はパラテノンという結合組織で覆われており腱の滑らかな動きを可能とし、栄養も与えています。アキレス腱周囲炎はこのパラテノンの炎症です。スポーツをやってる方に多く、発症します。下腿三頭筋の収縮の繰り返しにより生じます。慢性化するとアキレス腱部は固く厚くなりやすいです。

東洋医学から見た足関節痛

足関節痛の事を東洋医学では足痛といいます。足関節痛は痺症として寒痺、湿痺、風痺、熱痺に分別されます。

1 肝腎両虚の足痛

踵の疼痛が存在し、長時間立っている事や歩行が困難に、頭のふらつき、腰や膝が怠く力が入らない、そして目のかすみを伴います。加齢や過労により肝腎が虚し、筋脈、骨を滋養できない為生じます。

2 気血両虚の足痛

踵の疼痛が存在し、活動時に痛み、夜間に痛みが増強します。全体的に元気が無く疲労倦怠感があります。顔面蒼白、悪風、自汗などの症状があります。大病を患った後や食生活の不摂生などで気血不足となり筋脈を滋養出来なくなります。

3 寒湿の足痛

歩行時に下腿が張って重怠い感じがあります。冷え、痺れ感があり夜間に悪化します。

4 風湿痺の足痛

足全体に痛みがあり雨天や寒冷で悪化します。四肢の関節痛と腫脹や屈伸動作困難、下肢全体が重く感じます。風湿の邪が経絡を阻滞するために疼痛が生じます。

 

年齢や生活様式、既往歴などによって様々な原因が考えられますのでくにさだ鍼灸整骨院まで一度お問い合わせください。

きっとあなたの力になります。

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