こんにちは くにさだ鍼灸整骨院です。
みなさんは潜在意識という言葉をご存じでしょうか?
日頃私たちは一日に6万回思考していると言われています。
『えっ!?そんなに?』と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、それは顕在意識つまり認識できている意識をイメージされるからだと思われます。
例えば歩くときに『よし!右足から前に出そう』とは考えませんよね(笑)おそらく無意識に右足が前に出て次に左足が出る・・・という具合に勝手に脳が判断してくれています。同様に呼吸や瞬き等もそうです。あげたらきりがないくらい私たちは無意識にしていることが沢山あります。
もちろんいずれも意識して行うこともできます。寧ろ、呼吸や瞬き等は、意識して行うことが大事だとされていますが、そこはまた次回お話しできればと思います。
今回は潜在意識(無意識)のお話です。
私たちが認識できている顕在意識は約5%、潜在意識は約95%と言われていることはご存じでしょうか?実は目の前で起こる事象の殆どはこの潜在意識が大きく影響しているともいわれています。
たとえて言えば、顕在意識が小さい子供だとして潜在意識は馬一頭です。子供と馬が引っ張り合いをしたら、いくら子供が頑張ったとしても、馬の力には到底かなうはずがありません。
つまり、いくら顕在意識で強く思考したとしても、潜在的な意識が否定的な感覚をもっていれば、頭で思考したことは意味を成さないのです。
例えば、走り幅跳びで6mに挑戦しようとして、いくら頭では『飛べる!』とイメージできていたとしても、潜在意識(無意識)が『いやぁ…無理でしょう』とか『尻餅ついたら恥ずかしいな』などと感じていたら、そっちが現実化してしまい実際には3mで終わってしまうといったことが起こるのです。
潜在意識は過去の経験や幼いころから育んできた思い込みや刷り込み、先入観といった「心の癖」のようなものです。よく思考が現実化するといいますが、この思考は顕在意識というよりは寧ろ潜在意識の方なのです。ちなみに生後間もない赤ちゃんは、この「心の癖」がありません。
ですから何の迷いもなくあらゆることに挑戦し、日々できることが増えていくのです。
続く