こんにちは、くにさだ鍼灸整骨院です。

今回は、ほとんどの人が一度は経験するであろう、腰の痛み。原因は様々で、運動不足や加齢、重い荷物の持ち運びなどが挙げられますが、中には姿勢が大きく関わってくる場合もあります。この記事では、鍼灸師による腰痛の姿勢による原因と正しい座り方について解説します。正しい姿勢での日常生活を心がけることで、腰痛を軽減することができるかもしれません。

腰痛の主な原因は姿勢の悪さ

腰痛を抱える方の多くは、姿勢の悪さも原因となっています。

特に、デスクワークやスマホの使用が増えた現代社会において、長時間同じ姿勢を続けることが多いため、腰への負荷が増してしまいます。このような生活習慣が続くと腰の筋肉が硬くなり、痛みを感じるようになってしまいます。

鍼灸では、このような姿勢の悪さによる腰痛に対して適切な施術を提供しています。

まず、鍼を使ってうまく血流を促進することで、筋肉の収縮を緩和し、筋肉の硬さを和らげます。そして、良い姿勢の維持に効果的なストレッチや体操をアドバイスすることで、筋肉のコンディションを整え、健康な腰へと導いていきます。

腰痛は長く放っておくと、慢性的なものになりやすく、日常生活の質を著しく下げてしまいます。個々の生活習慣や身体の状態を把握し、最適な施術を提供することで、健康な腰を維持するお手伝いが可能です。

正しい座り方で予防！

正しい座り方は、身体への負荷を減らし、体調不良の予防につながります。

長時間同じ姿勢で座ることは身体に悪影響を与えるため、1時間に1回程度は立ち上がり、ストレッチをするように心がけてください。

また、座面の高さは肩と同じ高さ以上が望ましいとのこと。

前かがみになっている場合は背中が猫背になり、肩と腰に負荷がかかりやすくなるため背中を伸ばして座るようにしましょう。

足の位置も床と平行になるように調整することで、腰を支える筋肉に負荷がかかりにくくなるとのことです。

ブレイクタイムで運動必須！

仕事に集中するためには、適度なブレイクタイムが必要です。

この時間をうまく使えば気分をリフレッシュし、体を動かすことができます。

長時間の座位作業は身体に負担がかかります。そこで、ブレイクタイム運動することが大切です。

運動によって筋肉を使い、血行を良くし、ストレス解消にもなります。

また鍼灸においては施術の前に患者様の身体をチェックすることが多いため、運動をすることで自分自身の身体の状態を確認することができます。

自分自身が健康であることが、患者様にも健康的な気持ちを与えることができます。 運動と言っても、時間が限られている場合が多いかもしれませんが、ストレッチやウォーキングなどの軽い運動でも効果があります。また、運動後には、休憩することも大切です。休憩して自分自身を癒し、次の仕事に向けて気分を整えることも大切です。

ブレイクタイムは、仕事に集中するための大切な要素です。身体を動かすことで、体力をつけ、心をリフレッシュさせることができます。

皆様に健康的な身体を提供するためにも、自分自身の身体を大切にして、ブレイクタイムを有効に使っていただきたいと思います。

職場でできる簡単ストレッチのススメ

長時間座りっぱなしや施術での姿勢の維持が必要か方は、肩こりや腰痛がつきものです。

そこで、職場で簡単にできるストレッチをおすすめします。

まず、座ったままでできる腰回しストレッチです。

椅子に腰かけ、上半身は前に倒さずに、腰を軽く回します。

5回程度続けることで、腰のコリがほぐれ、気分もスッキリします。

次に、机に手をつけることでできる肩回しストレッチです。片手を机につき、反対側の腕を肩の高さまで上げます。そのまま腕を回して、肩甲骨周りをほぐします。

片方だけでなく、左右交互に5回ずつ行うと、肩こりが和らぎます。 最後に、施術の合間にできる背伸びストレッチです。手を頭の上に合わせ、腕を伸ばし、背筋をのばします。

このストレッチは、血行を促進し、疲れを和らげる効果があります。 以上のストレッチは、職場で簡単にできるものばかりです。日常的に行うことで、肩こりや腰痛の改善につながり、仕事の効率も上がるでしょう。ぜひお試しください。

背もたれの選び方！

腰痛改善において座面や背もたれの選び方は非常に重要です。

座面は、座面の高さや幅が体型に合わないと、変な負担をかけてしまいます。座面の高さは、膝と床の間が座っている人の膝蓋骨の高さと同じように調整されると良いです。

また、幅は体型に合わせて、適度な広さが必要です。

座面が狭いと、腰痛や股関節痛、足の浮腫みなどが発生する場合があります。 背もたれは、腰痛予防には非常に効果的です。適切な位置で腰を支え、背骨を正しい位置にうまく保てるように設計されている高性能なものがあります。適切な位置で腰を支えることが、腰痛を防ぐ最も重要な要因となります。また、肩周りの疲労やコリを予防するためにも、正しい背もたれを選び、安定した姿勢を保つことが大切です。 鍼灸治療では、患者さんがリラックスでき、落ち着いた心持ちで治療を受けることが大切です。このためにも、座面や背もたれが適切に選ばれ、患者さんの快適な治療環境を作り出すことが大切です。